【実家の不用品が大量にある】どう処分する?自力・自治体・不用品回収業者を徹底比較

実家を片付け始めたものの、

「物が多すぎて、どこから手をつければいいか分からない」

「家具や家電まで出てきて、自分たちだけでは無理かも……」

「不用品回収業者に頼むと高そうで心配」

こんな状態になっていませんか?

長年暮らしてきた実家には、想像以上にたくさんの物があります。

衣類や食器、本だけなら少しずつ処分できますが、タンス・ベッド・冷蔵庫などの大型家具や家電まで出てくると、家族だけで片付けるのは大変です。

大量の不用品を処分する方法は、大きく分けて、

① 自分で少しずつ処分する
② 自治体の粗大ごみ・処理施設を利用する
③ 不用品回収業者に依頼する

の3つがあります。

この記事では、それぞれの費用・手間・メリット・注意点を比較しながら、実家の状況に合った処分方法を解説します。


まずは「捨てる物」と「残す物」を分けよう

不用品が大量にあると、

「とにかく全部捨てたい!」

と思ってしまうかもしれません。

でも、いきなり処分を始めるのはおすすめできません。

実家には不用品に見えても、大切なものが紛れている可能性があります。

例えば、

・通帳、キャッシュカード
・印鑑
・保険証券
・年金関係の書類
・不動産関係の書類
・株や証券関係の書類
・貴金属
・遺言書
・写真や手紙

などです。

特に親が元気なうちの生前整理なら、

「これは捨ててもいい?」

「これは残しておきたい?」

と本人に確認できます。

まず、

残す・売る(譲る)・捨てる・保留

の4つに分けるところから始めましょう。


方法① 自分で少しずつ処分する

一つ目は、普段の家庭ごみなどを利用して、自分たちで少しずつ処分する方法です。

衣類、本、食器、小物など、自治体の通常のごみ収集で処分できるものなら、分別して指定日に出していきます。

最大のメリットは、費用を抑えやすいことです。

親が元気で、

「半年くらいかけて少しずつ整理すればいい」

という場合には、この方法が向いています。

自力処分のメリット

費用を抑えられるだけでなく、一つずつ確認しながら整理できるのもメリットです。

親と一緒なら、

「これは残したい」

「これはもういらない」

と本人の意思を確認できます。

買取できそうな物を探したり、家族へ譲ったりすることもできます。

自力処分のデメリット

問題は、とにかく時間と体力が必要なことです。

大量の不用品を、

分別する

袋に入れる

収集日に出す

という作業を何度も繰り返さなければなりません。

実家が遠ければ、交通費や移動時間もかかります。

さらにタンスやベッドなどの大型家具は、家の外まで運び出すだけでも大変です。

無理をして運び、腰や足を痛めてしまっては本末転倒です。


方法② 自治体の粗大ごみを利用する

大型家具などは、自治体の粗大ごみとして処分できる場合があります。

一般的には、

① 自治体へ申し込む
② 粗大ごみ処理券などを購入する
③ 指定された日時・場所へ出す

といった流れになります。

自治体によっては、ごみ処理施設へ自分で直接持ち込める場合もあります。

料金や対象品、予約方法などは市区町村によって異なるため、必ず実家のある自治体のルールを確認してください。

自治体を利用するメリット

大きなメリットは、

比較的費用を抑えて大型の不用品を処分できること

です。

時間に余裕があり、家族で搬出できるのであれば、かなり有力な選択肢です。

自治体を利用するデメリット

一方で、

「家の中から運び出してくれるとは限らない」

点には注意が必要です。

例えば2階にある大きなタンスを処分する場合、自分たちで指定場所まで運ばなければならないケースがあります。

また、

「今週末に全部処分したい」

と思っても、希望日に回収してもらえるとは限りません。

大量にある場合は、何回かに分けて申し込む必要が出てくることもあります。


家電は粗大ごみに出せないものがある

特に気をつけたいのが家電です。

エアコン
テレビ
冷蔵庫・冷凍庫
洗濯機・衣類乾燥機

は家電リサイクル法の対象となる家電4品目です。

通常の粗大ごみと同じようには処分できません。

購入した販売店や買い替えをする販売店に引き取りを依頼するなど、決められた方法で処分する必要があります。

リサイクル料金や収集・運搬料金が必要になることもあります。

実家の片付けでは古い冷蔵庫やテレビが出てくることも多いので、最初に確認しておきましょう。


方法③ 不用品回収業者に依頼する

「量が多すぎて自分たちでは無理」

という場合に検討したいのが、不用品回収業者などへの依頼です。

サービス内容は業者によって違いますが、

仕分け
搬出
回収
買取
簡易清掃

などを依頼できる場合があります。

最大のメリットは、時間と体力の負担を減らせることです。

大型家具が何点もあったり、実家一軒を短期間で片付けたりする場合には特に便利です。


不用品回収業者の費用は?

業者に依頼する場合、

「結局いくらかかるの?」

というのが一番気になりますよね。

ただ、不用品回収の料金は、

・不用品の量
・種類
・トラックの大きさ
・作業人数
・作業時間
・階段やエレベーターの有無
・搬出の難しさ
・地域

などによって変わります。

そのため、「実家一軒なら必ず○万円」とは言えません。

ネット広告などで安い料金が表示されていても、作業内容によって追加料金が発生することがあります。

依頼する前に、

「最終的にいくらかかるのか」

を見積もりで確認することが大切です。

業界最安値に挑戦!【アールクリーニング】

3つの方法を比較すると?

実家の大量の不用品を処分する場合、それぞれの特徴を比較すると次のようになります。

比較自力処分自治体不用品回収業者
費用◎ 抑えやすい◎ 抑えやすい△ 高くなりやすい
手間△ 多い△ 多い◎ 少ない
処分スピード△ 遅い○ 日程次第◎ 早い
大型家具△ 大変○ 処分可能な場合あり◎ 任せやすい
搬出自分基本的に自分で確認○〜◎ サービス次第
大量処分△ 大変△ 複数回になることも◎ 向いている
日時の自由度
遠方の実家○〜◎

費用だけを考えるなら、自力・自治体が有利です。

一方、

時間・体力・処分スピード

まで含めると、物量によっては業者を利用するメリットが大きくなります。


こんな場合は「自力+自治体」がおすすめ

親が元気で、片付けを急いでいない場合は、まず自力+自治体で進めてもいいでしょう。

例えば、

衣類・本・小物 → 普段のごみ収集

家具・布団など → 自治体の粗大ごみ

まだ使える物 → 買取・譲渡

という方法です。

数か月かけて少しずつ片付けられるなら、費用を抑えながら整理できます。


こんな場合は不用品回収業者を検討

逆に、

・一軒家に大量の物がある
・大型家具が何点もある
・親子だけでは運び出せない
・実家が遠方にある
・仕事が忙しく片付ける時間がない
・家の売却などで期限がある
・短期間で一気に片付けたい

という場合は、業者への依頼を検討してもいいでしょう。

特に40〜50代は仕事や子育てがあり、

「休日を全部実家の片付けに使う」

のが難しい人も少なくありません。

費用だけではなく、自分たちの時間と体力もコストとして考えるのがポイントです。


実は「全部業者に頼む」必要はない

おすすめなのが、自力・自治体・業者を組み合わせる方法です。

例えば、

衣類や小物
→ 自分で分別

粗大ごみ
→ 自治体

売れそうな物
→ 買取

大型家具や大量の不用品
→ 業者

という形です。

これなら、全部を業者へ任せるより費用を抑えながら、大変な部分だけお願いできます。

「全部自分」か「全部業者」の2択で考える必要はありません。


不用品回収業者ならどこでもいいわけではない

ここは重要です。

家庭から出る廃棄物を回収・運搬するには、原則として市区町村の一般廃棄物処理業の許可や市区町村からの委託が必要です。

「産業廃棄物処理業の許可」や「古物商の許可」があるだけで、家庭から出る廃棄物を回収できるわけではありません。

また、環境省や自治体は、無許可の不用品回収業者を利用しないよう注意喚起しています。

街を巡回している業者や、

「何でも無料で回収します」

と宣伝している業者についても、料金や処理方法を十分確認する必要があります。


業者を選ぶときに確認したい5つ

不用品回収を依頼するときは、

① 家庭の不用品を適正に扱える業者か

② 見積もりの内訳が明確か

③ 追加料金が発生する条件は何か

④ 買取できる物はあるか

⑤ キャンセル料や作業範囲はどうなっているか

を確認しましょう。

特に大切なのが、作業前の見積もりです。

「安いと思って頼んだら、作業後に追加料金が発生した」

ということにならないよう、事前に総額や追加料金の条件を確認してください。


買取できる物がないかも確認しよう

大量の不用品の中には、まだ価値のある物が混ざっていることがあります。

例えば、

ブランド品
貴金属
時計
比較的新しい家電
趣味のコレクション
骨董品

などです。

全部を「ごみ」として処分する前に、買取可能な物がないか確認してみましょう。

ただし、親が元気な場合は、必ず本人の了承を得てから売却してください。


迷ったら「量・時間・体力」で判断する

どの方法を選べばいいか迷ったら、

量・時間・体力

の3つで考えてみてください。

不用品が少ない

時間がある

家族で運べる

なら、自力+自治体

不用品が大量

時間がない

大型家具を運べない

なら、業者を検討

この考え方なら比較的判断しやすくなります。


自分たちだけでは大変なら、まず費用を確認

「業者に頼んだ方が楽そうだけど、高かったらどうしよう」

と迷う場合もあるでしょう。

そんなときは、最初から依頼すると決めなくても構いません。

まず、

「実家にある不用品をまとめて処分すると、どのくらいかかるのか」

を確認してから、自分で処分する場合と比較する方法があります。

金額が分かれば、

「この金額ならお願いしよう」

「家具だけお願いしよう」

「やっぱり自治体で少しずつ処分しよう」

と判断できます。

\ 大量の不用品、自分たちだけでは大変… /

家具や家電まで大量にあるなら、
まず業者に頼んだ場合の費用を確認してみましょう。

実家の片付け費用を無料で確認する

※料金・対応地域・サービス内容を確認してから依頼を判断できます


まとめ|大量の不用品は3つを組み合わせるのがおすすめ

実家に大量の不用品があるからといって、すべてを一つの方法で処分する必要はありません。

自分で捨てられる物は自分で処分する。

大型の粗大ごみは自治体を利用する。

自分たちで運べない物や大量の不用品は業者を検討する。

この3つをうまく組み合わせれば、費用と負担のバランスを取りやすくなります。

特に親が元気なうちは、

「何を残すか」
「何を手放すか」

を本人に聞くことができます。

全部を一気に片付けなくても大丈夫です。

まずは実家の物を、

残す・売る・捨てる・保留

に分けるところから始めてみてください。


次に知りたいことは?

🗑️ 大量の不用品を処分したい
📦 遺品整理をどうすればいい?
🏚️ 空き家になった実家が心配
🏠 実家を売るか迷っている
💬 自分の場合について無料相談

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

1982年生まれ。 現在は神道に関わる仕事に就き、多くの生死を見つめる。 あるとき「父が帰ってこない」と母から電話を受けて、騒ぎになった。 父は81歳で認知が始まっていた。警察に連絡し捜索が始まる直前、ふらりと帰ってきてことなきを得た。 物忘れが激しく、いずれ僕の名前も忘れるだろう。 終活を始めるのは、今しかないと思い、両親とともに様々な終活を開始。 家族は、妻と6歳の長男。 趣味は小説執筆、映画鑑賞など。